“ローマの休日”鑑賞記 – オードリー・ヘプバーンとの時間 ※ネタバレあり

映画

私が映画を愛する理由の一つに、古典的な名作に時折挑戦することが含まれます。その中でも「ローマの休日」は、映画好きなら一度は目にすべき作品と聞いていました。オードリー・ヘプバーンについては、その名前と顔は誰もが一度は見たことがあるでしょうが、私自身は彼女の作品にあまり触れたことがありませんでした。

初めての白黒映画

この映画は、私にとっていくつかの初めてを提供してくれました。まず、意図していなかったにせよ、字幕での鑑賞となり、吹替版があるのかさえ分からない状況でしたが、これがまた新鮮な体験でした。白黒の画面が、この物語の時代背景を一層際立たせていたように感じます。

オードリー・ヘプバーンの意外な役割

オードリー・ヘプバーンが演じるイギリスの女王役は、知らなかった私には驚きでした。彼女の演技は、品があって、それでいて人間味溢れるもので、王女の素朴な魅力を見事に表現していました。特に、「サンキュー」という言葉を多用する場面や、クライマックスでの「サンキュー・ベリーマッチ」というセリフは、心に残ります。

友情とプロフェッショナリズムのバランス

映画の中で主人公の友人が使用するライター型のカメラや、王女に対するネタバラシのシーンは、とても粋でした。友人が写真を売らずに王女にプレゼントする決断は、プロフェッショナリズムと人間関係のバランスを見事に示しています。

身分と真実の間で

名前や身分を偽った時の本音と、本来の身分を明かした時の制約がある状況の対比は、この映画の核となるテーマでした。それぞれの状況でのオードリー・ヘプバーンの表現が印象的で、彼女の演技の幅の広さを感じさせます

ローマという舞台

映画に登場するイタリア、ローマの風景は、観光地としても素晴らしい背景を提供しています。これらの地点が映画によってさらに有名になったことは間違いありません。

全体を通して、「ローマの休日」はただのエンターテイメントではなく、現実逃避を描いた深いメッセージが込められた作品でした。

最期に

もともとイタリアに旅行に行ってみるのが夢であったのですが、この映画を見てからさらに行ってみたいという気持ちが強くなりました。

映画自体面白いですし、イタリアの良さも感じることができますので、ぜひ皆さんにもみたいただきたいです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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